メールルーム21によるビル内デリバリーセンターを導入すると、以下のようなメリットがあります。
こちらのメリットを得るには、まず、ビル内の物流に関するルールを策定し、ビルに関わる全ての人へルールの周知と遵守の徹底が必要となります。
全ての入館業者は入館時間や目的等の情報を事前に申請し、ビル内デリバリーセンターがその内容に基づき荷捌き駐車場と貨物用エレベーターを効率良く活用できるよう調整いたします。
ビルの建物概要等によっては、事前の入館申請と当日の入館状況がリアルタイムに可視化できる「ELV/荷捌駐車場管理システム」(弊社が開発したシステム:特許出願中)を用いる場合もあります。
到着した宅配荷物や文房具、コピー用紙等の荷物をビル内デリバリーセンターで一括荷受けし、デリバリーセンタースタッフがテナント様へ配達いたします。発送する荷物も同様です。
これにより、納品業者はテナント様まで納品する必要がなくなることから、滞在時間が短くなります。この滞在時間の短縮は、荷捌駐車場の効率化に繋がります。
業者が荷物を直接テナント様まで納品するということは、ビル共用部やテナント様の居室内に不特定多数の業者が出入りする、ということになります。
ビル内デリバリーセンターでは、荷捌き駐車場から貨物用ELVまでの間に「入館受付」を設け、業者の入館目的等を確認した上で、ビル内の立入許可を与えます。
その際、ビル管理会社様のご要望により、目的テナント様居室前まで入ることができるセキュリティカードの貸出を行うこともいたします。
また、ビル内デリバリーセンターで荷物を取次ぎ、テナント様毎に担当が決められているスタッフが毎日荷物を配達・集荷することで、テナント様は大きな安心感を得られ、さらに顔なじみになったスタッフに対し、様々なご相談やご依頼もし易くなります。
荷物を全て納品業者が直接テナント様へ納品する場合、テナント様のご担当者様はその都度荷物を受け取るために対応をしなければなりません。
ビル内デリバリーセンターで荷物を取次ぎ、デリバリーセンタースタッフがまとめて配達することで、ご担当者様の対応は必要最低限の回数で済むため、負担が軽減されます。
ビル内デリバリーに関するクレーム、荷捌き駐車場やテナント様居室までの動線上で発生した事故処理等を、「デリバリーセンター」のような部門が無い場合、ほとんどビル管理会社様で行うことになります。
ビル内デリバリーセンターを設置することで、これらのクレームをデリバリーセンターで請負いますので、ビル管理会社様のご担当者様は本来業務に専念できることになります。
テナント様の移転引越や大量物、重量物の搬出入の際に、各搬出入業者に養生施工をまかせてしまうと、業者によって施工される養生材の質と施工技術が異なるため、壁や床の汚損や破損が発生し易くなり、また破損等が発生した場合の責任の所在も不透明になりがちです。
メールルーム21は高品質な素材の養生材を用いて施工しますので、搬出入作業による壁や床の汚損、破損を防ぐことができます。
メールルーム21は様々な企業様と業務提携をしており、オプションサービス(有償)となりますが、テナント様のご要望に対して、ビル内デリバリーセンターで承ることが可能かどうかを検討した上でご提供いたします。
また、ビルの中にサポートショップを展開し、入居テナント様だけではなく一般のお客様もご利用できるようなサービスもご提供しています。